【働き方改革!】 伊藤忠商事が推し進める「三方よし」の精神とは・・ [社会]
みなさん、こんばんは!
北海道では爆弾低気圧の影響により、吹雪となっていますね。
「冬将軍」がやっと到来です。
例年であれば、この時期には全国的に寒かった記憶があるのですが、これも地球温暖化の影響ですかね。
一日の寒暖差が激しくなってきたので、お勤めの方は体調にお気をつけて下さい。
では、本日はそんな会社勤めの在り方についての話題。
国内大手企業、伊藤忠商事の「働き方」が注目されています。
昨今、会社での働き方が変わってきています。
「残業ゼロ」や「プレミアムフライデー」など・・。
しかし、政策だけでは、まかないきれません。
各企業の取り組みがとても大事だと感じます。
そこで、数年前から労働環境の在り方について取り組んでいる、伊藤忠商事を見ていきましょう。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images
「業務を効率化することで、お客様へ効率的に対応することが狙いだった」
と、西川大輔人事・総務部企画統括室長のお話。
伊藤忠商事は、2013年に「朝型勤務制度」を導入。
その制度とは、20時以降の残業を原則禁止、早朝勤務へシフトを促すことだそう。
なぜ、「朝型勤務制度」を導入したのでしょう?
遡ること8年前、2011年の東日本大震災での出来事。
その当時、伊藤忠商事ではフレックス制度を適用していて、震災対応で早朝から活動している顧客に、朝一番に連絡がとれなかった、というケースが発生したみたいです。
その結果、今までの働き方では対応できぬと考えました。
顧客ともっとつながれるようにしよう。
その思いから顧客対応の徹底を行うとし、「朝型勤務制度」が導入されたようです。
すると、制度導入前の12年度は20時以降に退社する社員は、全体の30%を占めていましたが、現在が約5%まで減少しているとの成果が。
早朝出勤する社員も、以前は約2割でしたが今は5割へ達するとのこと。
全ては、お客さんのために、ですね。
しかし、伊藤忠商事は顧客だけでなく、そんな社員のためにも動きます。
「健康経営を重要施策として向き合っている」
と先ほどの西川室長。
2017年の8月、同社は、がんとの両立支援施策を構築しました。
早期発見率を高めるため、40歳以上の社員にがん特化検診を義務付け、予防や治療として民間企業では初めて国立がん研究センターと提携。
がんと闘病している社員に、支えとなる体制を作ることで、組織力をさらに高めていく狙いのようです。
これは、働く方も安心ですね。
がんになると、社会から隔絶されがちですが、率先してがんと向き合うことを良しとする。
中々ないですよ。
さらに、効率化を図るため、AIシステムを導入し、定型業務を自動化することに。
これにより、人為的なミスの防止を図りつつ、創出した時間は営業などにシフトさせる、とのことです。
これらの「働き方改革」を実践している、伊藤忠商事は素晴らしいと思います。
「言うは易し、行うは難し」
この諺にあるように、口で言うだけならだれでも言えますが、実行することは困難です。
ましてや、大企業ですから、トップダウンが機能していないと無理でしょう。
そのことについては、伊藤忠商事の企業理念が関係していそうです。
「売り手よし、買い手よし、世間よしの【三方よし】の精神」
健康で効率よく働き、しっかり稼ぐ。
初代の伊藤忠兵衛氏の思いが今でも根付いているってことですかね。
この理念が、企業の根底にあれば、どんな状況だろうがやっていけると思います。
どんなに時代が進もうが、最終的には「人と人」。
それを忘れず、日々、精進していきたいものです。
ではでは~!
北海道では爆弾低気圧の影響により、吹雪となっていますね。
「冬将軍」がやっと到来です。
例年であれば、この時期には全国的に寒かった記憶があるのですが、これも地球温暖化の影響ですかね。
一日の寒暖差が激しくなってきたので、お勤めの方は体調にお気をつけて下さい。
では、本日はそんな会社勤めの在り方についての話題。
国内大手企業、伊藤忠商事の「働き方」が注目されています。
昨今、会社での働き方が変わってきています。
「残業ゼロ」や「プレミアムフライデー」など・・。
しかし、政策だけでは、まかないきれません。
各企業の取り組みがとても大事だと感じます。
そこで、数年前から労働環境の在り方について取り組んでいる、伊藤忠商事を見ていきましょう。
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images
「業務を効率化することで、お客様へ効率的に対応することが狙いだった」
と、西川大輔人事・総務部企画統括室長のお話。
伊藤忠商事は、2013年に「朝型勤務制度」を導入。
その制度とは、20時以降の残業を原則禁止、早朝勤務へシフトを促すことだそう。
なぜ、「朝型勤務制度」を導入したのでしょう?
遡ること8年前、2011年の東日本大震災での出来事。
その当時、伊藤忠商事ではフレックス制度を適用していて、震災対応で早朝から活動している顧客に、朝一番に連絡がとれなかった、というケースが発生したみたいです。
その結果、今までの働き方では対応できぬと考えました。
顧客ともっとつながれるようにしよう。
その思いから顧客対応の徹底を行うとし、「朝型勤務制度」が導入されたようです。
すると、制度導入前の12年度は20時以降に退社する社員は、全体の30%を占めていましたが、現在が約5%まで減少しているとの成果が。
早朝出勤する社員も、以前は約2割でしたが今は5割へ達するとのこと。
全ては、お客さんのために、ですね。
しかし、伊藤忠商事は顧客だけでなく、そんな社員のためにも動きます。
「健康経営を重要施策として向き合っている」
と先ほどの西川室長。
2017年の8月、同社は、がんとの両立支援施策を構築しました。
早期発見率を高めるため、40歳以上の社員にがん特化検診を義務付け、予防や治療として民間企業では初めて国立がん研究センターと提携。
がんと闘病している社員に、支えとなる体制を作ることで、組織力をさらに高めていく狙いのようです。
これは、働く方も安心ですね。
がんになると、社会から隔絶されがちですが、率先してがんと向き合うことを良しとする。
中々ないですよ。
さらに、効率化を図るため、AIシステムを導入し、定型業務を自動化することに。
これにより、人為的なミスの防止を図りつつ、創出した時間は営業などにシフトさせる、とのことです。
これらの「働き方改革」を実践している、伊藤忠商事は素晴らしいと思います。
「言うは易し、行うは難し」
この諺にあるように、口で言うだけならだれでも言えますが、実行することは困難です。
ましてや、大企業ですから、トップダウンが機能していないと無理でしょう。
そのことについては、伊藤忠商事の企業理念が関係していそうです。
「売り手よし、買い手よし、世間よしの【三方よし】の精神」
健康で効率よく働き、しっかり稼ぐ。
初代の伊藤忠兵衛氏の思いが今でも根付いているってことですかね。
この理念が、企業の根底にあれば、どんな状況だろうがやっていけると思います。
どんなに時代が進もうが、最終的には「人と人」。
それを忘れず、日々、精進していきたいものです。
ではでは~!