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2019-11-12 [鉄道]

みなさん、こんばんは!



今日は綺麗な秋晴れでした。

突き抜けるような青空と、色づき始めた木々。

このコントラストがたまらなく美しいですよね。

身近に自然を感じられることに感謝しています。



日本は特に、四季折々の表情を美しく見せてくれます。

自分も時間とお金があれば、ゆっくり鉄道にでも乗って、ブラっと堪能したいものです。





さて、本日はその鉄道の話題を。





北海道・日高線の鵡川~様似間のバス転換についてです。


この区間、ご存じ方は多いのかも知れないですが、4年前から運休が続いてるそうで、なんでもJRが廃止する意向を示しているとか。


このJRの意向に対し、日高線沿線の7つの町の町長が会議を開き、

すべての区間をバスに転換することを決めた上で、今後のJR側とバス路線の拡充や地域の振興策などに具体的な協議に入ったそうです。






そもそもなぜ4年間も運休になったんでしょうか?


この路線は自然災害に何度も見舞われているらしく、調べてみたところ、その多さに驚きました。



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2015年の1月、厚賀~大狩部駅間にて高波による土砂流出が発生。

鵡川~様似間が不通となる。

同年2月、厚賀~大狩部駅間において発生した>土砂流出が進行し、静内~様似駅間の運行を取りやめ。

同年9月、台風17号の影響により、豊郷駅~清畠駅間、厚賀駅~大狩部駅間にてさらなる路盤流出が発生。


翌年の2016年7月、胆振・日高地方の豪雨の影響で、本桐駅~荻伏駅間における3か所で線路下の路盤が流出

同年8月、台風9号による降雨災害の影響で、鵡川駅~汐見駅間の敷設されていた通信ケーブルが断線。さらに、清畠~厚賀駅間で線路下の路盤が崩落

この後の台風10号による降雨災害の影響で、豊郷駅~清畠駅で慶能舞川橋りょうが流失。これにより通信ケーブルが損傷全線で鉄道の運行が不可能に。

新冠駅 - 静内駅間で護岸倒壊


2018年9月、北海道胆振東部地震の影響により、不通区間のうち富川駅 - 日高門別駅間における沙流川橋りょうで、>軌道変位・ひび割れなどの被害を受ける。



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ものすごい災害の多さですね。




この場所は被害を受けやすい地域なのかは定かではありませんが、これはひどい。

いくら天災とて、全く意味がないのはわかっているんですが、怒りを感じます。

意図的に誰かがやっているんじゃないか、と思える程に集中しすぎているように思えます。



考えすぎでしょうが、被災した地域のことを思うとやりきれません。






さて、立て続けに起こった災害により、その都度、復旧工事もしてきたみたいですが、最近では赤字続きだったようです。


この現状を、JR北海道は維持するのは困難と判断し、12日、新ひだか町で会議がひらかれました。


最初に述べた「具体的な協議」ですね。



この会議は非公開で行われ、それぞれの町が検討してきた3つの案の中で採決が行われたようです。



その3つの案というのが、



全線を鉄道で復旧させる

一部を鉄道で復旧させ、残りをバスに転換する

全面的にバスに転換する



というもの。



私としては、やはり全線鉄道で復旧を望みますが・・・・。




結果、1つの町を除いて、




すべての区間をバスに転換する




に決まったそうです。






うーーーーーん・・・・残念!!





昔からあるもの、景色として当たり前にあったものが無くなるのは、



実にさびしい!!


でも、経済的なことと、現地の住民の方の生活が最優先!!




これからは、災害にも耐えうる交通網の構築、そして鉄道に変わり、長年愛される乗り物としてあってほしいものです。



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                                    ではでわ~!!


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